久しぶりにFPっぽい回です。
ちなみに証券会社の社員だからと言って、株や投資商品に偏った目線で書くこともしませんし、だからと言って保険屋さんみたいに年金保険に偏った方法を提案したりはしません。
もちろん、ライフプランは人それぞれです。
ただ、生きていれば必ず来るのが老後資金。
具体的にいくら必要なの?と言われると人それぞれ、としか言いようがないです。
しかしながら、できるだけ早くシミュレーションし、ライフプランを練って、
それを元に、原理原則としてその行動を守っていれば、豊かな老後が待っていると思います。
まず、自分がやっている老後への行動といえば、主に3つです
シンプルにこれだけです。
1つ目はほとんどの人がやっていることではないでしょうか??
そして、今のところ、かなり有効な老後への備えになっていると考えています。
厚生年金保険について
例えば、自分のように、年収300万円ほどをずっと稼いでいたら、
65歳以降毎年、145万円貰えることがわかります。
去年の通勤交通費等を除いた純粋な支出は月10万円程だったので、その金額だけでも十分生活できる水準であることがわかります。
自分名義の車もなく実家なので住居に関わる費用もゼロなので、確かにこれだけでは無理があることがわかります。
もちろん、普通に考えて今後年収も上がり、受け取る年金もこれ以上である可能性があるのでそう言った意味では保守的な予想にしております。
次に配当所得について
はっきり言ってこれに関しては全く見当もつきません。
なので、現在時点での配当から合理的に判断できるデータを元に作成します。
・現在の投資元本=1700万円ほど、コンサバな予想で3%複利。
37年後(=60歳)には5075万円と、5000万円超えます。
この後も配当利回り3%の株式を保有すれば、毎年150万円の不労所得を得ることができます。
最後が個人年金保険
現在加入している個人年金保険はシミュレーション上は
60歳から69歳までの10年間、毎年6,710USD=約73万円を受け取ります。
つまりこのままの状態であれば、
何もしなくても税引き前で
60〜64歳までは個人年金73万円+配当150万円=223万円
65〜70歳までは個人年金73万円+配当150万円+年金145万=368万円
70歳からは配当150万円+年金145万=295万円
の収入を作ることができます。
もちろん将来のことなんて完全に予測はできません。
これに加えて退職金、積み立て貯蓄、などなどがあれば、普通に考えて豊かな老後生活が送れると思います。
そして老後破産しないためには、一年でも長く働くことが一番有効です。
自分も60歳からは週3くらいでいいので、必要とされるまでは働きたいなあと思っております。
ただ、老後への備えはしっかりしておいた方がいいと思います。そのための方法は、株式投資、個人年金だけではないです。
国が優遇しているideco、NISA、つみたてNISAなども有効な手段になると思います。当然ただただ毎月貯金をし、預金を増やし続けるのも一種の資産形成です。それぞれにあった商品を選んでください。
ただ、これらのシミュレーションはありえない話ではないと思います。
また投資は自己責任でお願いします。