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ニッコマ卒が1000万円まで何年?【検証】第35回:保険なんて必要ない!でも実は入っている

笠ブロー!です。

 

今回はすでにやってる方、やってない方いると思いますが、「なんとなく入った方がいいんだろうな」と思われている謎多き商品、”保険”についての回にしたいと思います。

 

はじめに言うと、

 

ほとんどの人は保険なんて必要ありません

 

でも、みんな入っています

 

保険に入る理由は保険が必要だからと言うより、

「なんとなく心配」

「みんな入っているから」

 

が実際のところ多いんだと思います。

 

じゃあなんとなく、

みんながそうしているから、

に流されないためには何をしたらいいのか。

 

それは、自分の将来設計をしてみてください。

 

「自分たちの生活費はいくら必要か」「これから生まれてくる子供の費用はいくらくらいか」「老後の生活費は」「賃貸か住宅購入か」

 

などなど、100人がいたら100通り生き方あるのに、

全員に保険が必要だとは思いません。

 

貯蓄型保険や個人年金なんて自分で貯蓄していれば絶対に必要はないし、

掛け捨ての医療保険も公的保険がこれだけ発達している日本では、

無駄としか言わざるを得ません。

 

一時払いの保険もそれほどのリスク許容度があれば、理論的には株式投資の方がリターンも大きければ元本を簡単に現金化できる資産であり、株にするべきです。

 

以上です。

 

え?今回の話それだけ?

 

とまあ言ってしまえばそれだけですが、あと少しだけ、雑談を混ぜて自分の入っている保険についてもお伝えします。

 

 

金融の中の人として、

 

個別の商品に対して

 

「絶対にこれはやっといた方がいい」

「こんな商品は絶対ダメ」

 

などと、ネットで言うことはおそらく良くないんだろうな、

と思ってはいます。

 

でも、

 

「本当に良い商品と思うものだけを勧めたい」

 

と考えておりますので、

 

例え、営業妨害であろうと

 

本音を言えたらなと思います。

 

もちろん、生活設計は自分でするもの。

 

それぞれがよく考えてください。

 

それを踏まえた上で、今回は保険について簡単にお伝えしていきます。

 

  • まず、自分が最初に入った保険は、オリックス生命の「RISE(ライズ)」
  • その次に運用も可能なマニュライフ生命の「こだわり個人年金(外貨建)」
  • あとは付き合い程度に明治安田の「じぶんの積立」「ひとくち終身」

の4つに加入しております。

 

いわゆる「必要のない保険に入りすぎている」タイプの人間です。

ただ、保険料の支払い以外でも充分貯蓄できているので、しばらくはこれでもいいかなと思います。

 

保険のメリットは

終身保険の場合、死んだ時に死亡保障がある

医療保険の場合、公的保険以上の保障がある

・年金保険の場合、長生きしたら少し年金がもらえる

→あと、生命保険料控除が受けられるので、税金が少し節約できるんです。

 

ここでは生命保険料控除について詳しくは、述べません。それも個人によってどのくらい税金が安くなるか変わってくるので。気になったら国税庁やその他のサイトでみてください。一応貼っときます。

www.nta.go.jp

 

例えば僕の場合だと、

 

明治安田生命のは付き合い程度に入ったのと、明治安田が破綻以外に元本割れリスクがないので、今回は計算に入れません)

 

オリックス生命が年間で約10万(低解約返戻金型終身保険=一般の生命保険料控除)

マニュライフの個人年金を年12万払っています。(=個人年金保険料控除)

 

社会人一年目なので、所得も低く、5%なので

 

一般の生命保険料控除→所得税4万×5%=2000円、住民税2万8000円×10%=2800円

個人年金保険料控除→所得税4万×5%=2000円、住民税2万8000円×10%=2800円

 

で、合計9600円の税金が安くなります。

 

よって、途中解約等での、元本割れのリスクを考慮しないとします。その場合、支払いが22万に対して9600円のリターンとも言えます。

これは毎年約4.3%の直接的なキャッシュバックとも言えるので、銀行預金が0.1%を大きく下回っている現状では、大きなリターンと考えられます。

 

はい!これで「良いな!」と思った人は、金融業界にカモられる可能性があります。これ以上は言いません。うまい話には当然リスクがあるのですから。じゃあ、なんで保険入っているの?リスクを取ってでもそのリターンが欲しいからです。

 

加えてオリックス生命マニュライフ生命はどちらも、クレジットカード引き落としにしています。それによって楽天カードなので1%のポイントバックがあります。 

楽天経済圏を良く使うものとしては、これも直接的なリターンとも言えますね。

 

これが以外にも、満期時の返戻金等で、リターンはあったりします。

基本的にはインフレ率を考えると、今の商品はインフレリスクに勝てないので、

そこは期待していませんが、そこは株を保有することによって、リスクヘッジをしています。

 

さて、最後に。保険といえども全ての金融商品にリスクはあります。もちろん普通預金にも考え方によってはリスクがあります。それぞれが自己判断で、自分の好みに合わせて幸せな生活を送ってください。

 

それではまた!

 

(またいつか実際の節税額をお伝えします)

 2019年5月1日追記

 

これまでの実質利回り

 

基準年:2018年、年収250万円、所得税5%

オリックス生命年間約10万(低解約返戻金型終身保険=一般の生命保険料控除)

マニュライフの個人年金6月から=年6万(=個人年金保険料控除)

 

一般→所得税4万×5%=2000円、住民税2万8000円×10%=2800円

個人年金所得税3.5万(6万×1/4+2万)×5%=1750円、住民税2万8000円×10%=2800円

 

合計2000+2800+1750+2800=9350円の節税

 

途中解約なしの前提だと、

99110円+60000円=15万9110円の支払いに対して9350円

つまり9350円/159110円=5.87%+カードのポイント1%

 

つまり途中解約による元本割れさえなければ、約6.87%と、株式による平均的なリターンに匹敵するほどのものであることがわかります。

 

死んだ時の保障も付きながらこのリターンは中々良いと思うので継続していきたいと思います。給与が上がって所得税が上がれば節税額も増えますしね。

 

もちろん、2019年分は個人年金の支払額も増えるので利回りは下がります。

 

参考でした。人によって金額は異なります。