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【本当?】個人資産、1800兆円到達、みんなお金持ちじゃね?続編

はい!どうもこんにちは笠ブローです!

 

前回は、「個人資産と実際の自分たちの資産は計算すると合わないんじゃないか」

 

と言う話をしました。

 

nikkomaga10million.hatenablog.com

 

そこで、「高齢者が個人資産のほとんどを持っている」

と言う話を具体的にしようと言う事で、この話は中々長いので、続編にしました。

 

 

まずは、年代別平均金融資産を見ていきましょう。

 

年代 単身世帯 二人以上世帯
平均値 中央値 平均値 中央値
20代 379万円 180万円 315万円 239万円
30代 825万円 500万円 717万円 405万円
40代 1,646万円 620万円 974万円 600万円
50代 1,941万円 965万円 1,941万円 1,100万円
60代 2,494万円 1,200万円 2,462万円 1,500万円
70代     2,325万円 1,300万円

(引用元※知るぽると「平成27年 家計の金融行動に関する世論調査【単身世帯】
※知るぽると「平成27年 家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯】

 

平均値と中央値の違いは単純に言うと

「平均は5人の合計から人数で割った値、中央値は5人中真ん中の3番目の人の値」

と言うことになります。

 

それらに関して詳しくは話しませんが、

中央値と平均値で差が大きいほど「格差の大きい社会」と言うことになります。

 

日本は比較的格差の少ない社会と言われていますが、やはり格差というのはどうしても感じてしまいますよね。

 

それはさておき、20代と60代の資産の格差として

単身世帯では約6.5倍、二人以上世帯では約7.8倍の差となり、

 

高齢者は自分たちより遥かに多くのお金を持っている!!

というのはあながち間違いではないです。。。

 

現役のサラリーマンからしても給料だけで2000万も貯めるのは難しいだろうし、40代以上の人からしても住宅ローンの支払いや教育費がかかる世代なので、貯蓄に回すのはかなり難しいだろうと思います。

 

ここからは詳しい高齢者の貯蓄について書きていきます。

(参考・出典元→

個人の金融資産は1,645兆円 大半は60歳以上のシニア層が持っています [ 小黒とらのパーソナルファイナンスと悠々自適な生き方 ]

個人金融資産1,600兆円のうち、その多くを60歳以上のシニア世代が保有しているといわれています。実際どうなのか、総務省の「家計調査」(2014年6月)で年代別の貯蓄状況を見てみましょう。

  

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見ての通り、60代が最も高く、それらからは減少傾向にあります。

 

また、これは二人以上世帯の平均なので、”世帯数”で見れば当然20代は少なくなります。そこで世帯数の比率を出します。

 

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こう見るとものすごく高齢者が多いなと思ってしまいますね(^_^;)

 

そして資産の合計は世帯数掛ける貯蓄額で出るので、

 

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以上のような比率になります。

60代以上でなんと約7割、ということになります。

 

実はこれだけだと普通の説明でしかないので、もっと掘り下げましょう。

 

住宅ローンや消費者ローン、教育ローンなどで借金を持っている人は多いはずです。その負債額も考慮したのが上の図です。これをみると、30代までは借金が貯蓄を上回る債務超過で、40代でどうにかトントン、50代からようやく貯蓄超過になります。60代では住宅ローンもほとんど返し終えるでしょうから、借金が大きく減っています。

 

そこで年代別、純貯蓄を見てみましょう

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先ほど、60代から減少傾向にある、と言いましたが、前言撤回します。

なんと、60代より70代のが多いんです。

 

そしてこれをまとめたグラフにしてみましょう

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どの世代がどのくらいの純貯蓄を持っているかを示したものです。(なんと20代と30代は債務超過で純貯蓄がマイナスのため、円グラフでは表せません。そのため積み上げ式の棒グラフになっています。)

衝撃的な事実ですが、60代と70歳以上の世帯の合計で、純貯蓄の90.6%を占めます。

リタイア後のシニア層が、日本の純貯蓄の9割以上を持っているということになります。

 

日本の個人金融資産は先進国でもアメリカに次ぐほどの規模です。しかし、そのほとんどは60歳以上の退職したシニア層が持っています。

だから、いくら政府が「貯蓄から投資へ」と投資を奨励しても、なかなか預金から投資信託や株式に回らないのです。リスクを取るべきでない、リスクを取ることができない層に資金が偏っているからです。また、現在の60代以上はバブル時代、投資していた時に証券会社の一方的な営業で損した経験がある人も多くいます。

そして、退職までの時間が長く、労働による収入もあってリスク許容度が高い20代や30代、40代には投資に回せるお金が少ないのです。

 

高齢者には、資産を減らすリスクを下げながら、老後の資産を守る必要があります。そして、若者は、老後や今後の生活のために資産を形成する必要があります。

 

そのためには、知識が必要です。投資において”最も大事なのは知識”と言われています。

 

これは、受験において知識が大事と言っているようなものです。私たちはお金を稼ぐために人生の多くの時間を使っているのだから、それを効率的にやるにはやはり知識しかありません。大学受験で言えば、いい偏差値や合格のためには、多くの知識を得て活用する必要があります。

 

より知識を得られるように自分も多くの情報を与えられるよう最大限努力していきたいと思います。

 

 

 

 おまけ

 

高齢者に

「いつまで生きるつもりだ」と言った麻生副総理兼財務大臣がちょっと前に話題になりました。

これは、麻生太郎副総理兼財務相が2016年6月17日、北海道小樽市で開かれた自民党の集会で、 
「90になって老後が心配とか、わけのわからないことを言っている人がテレビに出ていたけど、いつまで生きているつもりだよと思いながら見ていた」と発言し、複数のメディアが報じた。 

これの真意ですが、メディアの偏向報道、切り取り方でそうなっただけなんですよね。

まともな政治家は日本には少ないですが、その数少ないまともな政治家だと思います。言葉の真意を見分けられる健全なメディアは無くなったのかと疑ってしまう。

 

そしてこの発言は

「金がないときは貯めるのが目的になるさ、しかしあったら使わなきゃ何の意味がない。」

 という発言の後に言っていて、決して高齢者を侮辱した意味ではなかったんです。

 

メディアリテラシー、ファイナンシャルリテラシー、どっちも大切ですね!

 

それではまた!