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【日本では近江商人が好まれる】

はい!どうも笠ブローです!

 

今回は初シリーズで歴史もののネタでいきます!

 

まず初めに近江商人とは何か

近江商人と言えば、「三方良し(さんぽうよし)」と言われる商売人のことです。

 

三方良しとは「売り手よし、買い手よし、世間よし」のことを言うんですけど、近江商人の商売の基本的な方針がこの言葉に込められているのです。

 

【売り手よし】とは売る側(近江商人)がしっかり儲けること。単なる安売りはしない。適正価格というのを考えて「正しい値段で少しでもよい商品を売る」こと。行商というのは1日やその場だけの商売ではない。自分の人生の大半、または何世代にもわたって商売を続けていくこと。嘘をついたり不当な値段を付けて暴利を得ることはしない、正々堂々と商売をしてまたこの人から買いたい、と思われるような信頼を得られる売り手になること。

そしてもう一つ大事なのは「自分の会社を潰さない」こと。儲からず潰れてしまえば信頼して買っていてくれて、必要といてくれたお客様(買い手)に迷惑がかかる。しっかり自分の会社を守りながら商売をしていくこと。

【買い手よし】は顧客の満足。良い物を良い値段で買えること。信頼のおける売り手から安心でしっかりした商品を買うこと。インターネットで商品のレビューが見れたり、Amazonでセール品を買えるのは現代のいいところ。かつてから日本人は、商品を買う時に売り手を信頼できることが第一条件だったんじゃないかと思います。

【世間よし】近江商人は利益を自社で抱え込むだけでなく、公共事業や地域の活性のために投資をしたことが知られています。商売は自分たちだけのためではなく、顧客のためであり自分たちが生きている社会のためにあるという考えが根強くありました。

 

どうですか?日本の美徳が込められている素晴らしい観念だと思いませんか?

 

確かに歴史的に見て、かつての日本の美徳でも共感できない、古くさい考えはたくさんあります。そんな考えは決して学ぶ価値はありません。しかしながら、生活リズム、考え方、生き方、全てにかつての先人たちの考えは日本に深く根付いているのではないでしょうか。私はそれら全てから学び、多くの人に還元していきたいと思います。

 

もうちょい詳しく!

滋賀県彦根あたりを生まれとする商人が多く、日本中を歩きまわり行商をおこない、京都や大阪、東京などに進出し、会社を大きくした人が沢山。

近江商人と言えば、近年、中国でのビジネスにおいて大きく利益を伸ばしている伊藤忠商事が最も有名でしょうか。

伊藤忠商事のにはこんな記載があります。

伊藤忠商事は1858年に
近江商人の初代・伊藤忠兵衛(いとうちゅうべえ)が
麻の布を売り歩いたことで始まった、
150年以上の歴史を持つ、総合商社です。

その他、同じ伊藤忠を源流とする丸紅ももちろん近江商人言えますが、

ロスチャイルド財閥を超える世界最古の財閥住友財閥近江商人でありました。

7大商社の一角の双日も母体となる日商岩井ニチメンとも、近江商人の流れを汲む。

そのほかにもトーメン、兼松、ヤンマー、西武グループ東レ武田薬品なども近江商人が源流です。

総資産でかんぽ生命に次ぐ生命保険会社で、保有契約高・保険料収入では最大手の日本生命近江商人が元になっています。

 

そして、忘れてはいけないのは、愛知県豊田市から世界へ飛び立ったトヨタ自動車の創業者、豊田利三郎滋賀県彦根の出身です。これほどの大企業を生んだ滋賀県をもう「琵琶湖以外何があるの??」とは言えないでしょう。

 

これほどまでに、経済界にしっかりと根をおろし踏ん張ってる会社が多いのは、近江商人の歴史や考え方などが創業者の心にあったからかなと思われてたりします。

 

【番外編】日本三大商人と言われるもの

近江商人の他に、日本三大商人と言われるものがあります。

  • 大阪商人 
    商は笑にして勝なり。
    商いは飽きない
    損して得とれ
    熱血かつユーモラスでひたむきなイメージですね。
    現在の双日の母体の一つ、日商岩井は岩井商店という大阪商人の流れを組んでいます
  • 伊勢商人
    近江泥棒、伊勢乞食(手堅い商売が得意)
    伊勢神宮参りの参拝者から全国の情報を得るシステムづくり。
    三井財閥三越、ライフ、イオンなどが伊勢発祥。これらの会社を知る人なら少しわかるでしょうか。